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活動紹介・入会案内

おもな活動

5月の藤門会の内容


・入門講座【ビギナー】
担当 並木隆雄先生
第一回 陰陽虚実
陰陽虚実の具体的な概念や日本漢方での実際的な使い方などを解説いただきました。

・症例報告【ビギナー - エキスパート】
担当 萩原高士先生; 「前眼部外眼部疾患に五苓散を用いた4例」
帯状疱疹や角膜びらんなどに五苓散を用いて著効を得られた症例をご紹介いただきました。

・嘉子の部屋【ビギナー - エキスパート】
担当 高木嘉子先生;四逆湯について
多岐にわたる四逆湯の条文の解説と四逆湯の著効例をご提示いただきました。

・古訓医伝【スペシャリスト】
担当 渡辺方乃先生

  ○傷寒、汗出、解之後、胃中不和、心下痞鞭、乾噫食臭、脇下有水気、腹中雷鳴、
下利者、生姜瀉心湯主之 

胃気不和と胃中不和の違いや、生姜と乾姜の違いについても詳しく説明していただきました。

  △傷寒吐下後、発汗、虚煩、脉甚微、八九日心下痞鞭、胸下痛、気上衝咽喉、眩冒、
経脉動惕者、久而成痿 

生姜瀉心湯の附録としている条文で、生姜瀉心湯が胃腸症状だけでなく、精神症状にも用いられる機序を解説いただきました。

・古訓医伝のデイスカッション
デイスカッションの十分な時間がとれませんでしたが、難解な蔵結について
少しずつその概念を説き明かしていく途上にあると考えています。
次回からの甘草瀉心湯などの条文読解しながら、復習していく予定です。

*ビギナー --------- 予習不要
*エキスパート ----- 復習しましょう
*スペシャリスト --- 予習・復習しましょう

公開シンポジウム

・2025年7月19日 安井廣迪先生他
・2026年1月17日 加島雅之先生

今までの活動

●2025年1月18日に公開シンポジウムを開催しました。
「血の変遷 -その生理・病態・診断・治療の移り変わり-」
熊本赤十字病院 総合内科部長 加島雅之先生

●2024年7月20日に公開シンポジウムを開催しました。
「急性疾患の漢方治療」
あべ医院院長   福原恵子先生
中川内科医院院長 中川良隆先生
日本TCM研究所 安井廣迪先生

●2023年11月18日に公開シンポジウムを開催しました。
「脾と胃の概念と変遷、その臨床応用」
熊本赤十字病院 総合内科部長 加島雅之先生

●2022年12月17日に公開シンポジウムを開催しました。
「脈診極私的論 - 古典から・経験から -」
熊本赤十字病院 総合内科部長 加島雅之先生

●2022年3月19日に公開シンポジウムを開催しました。
【小青竜湯他】
「小青竜湯の臨床症例」
リコルスクリニック 向川朝子先生
「最近の話題」
千葉大学大学院医学研究院和漢診療学准教授 並木隆雄先生
「配合生薬について」
東邦大学医学部東洋医学研究室 笛木司先生
「小青竜湯の古典について」
漢方医療 頼クリニック院長 頼 建守先生
「小青竜湯の基本的病態」
福田整形外科医院院長 福田佳弘先生

●2021年12月18日に公開シンポジウムを開催しました。
「吉益南涯の医学説/『傷寒論』の過経説」
熊本赤十字病院 総合内科部長 加島雅之先生

●2019年12月21日に公開シンポジウムを開催しました。
【白虎湯類】
「石膏よもやま話」
マツヤ薬局・東邦大学東洋医学研究室 笛木司先生
「白虎加人参湯及び石膏の古典と臨床について」
漢方医療 頼クリニック院長 頼 建守先生
「江戸時代における白虎湯の症例報告」
安井医院院長 安井廣迪先生
「症例から学ぶ白虎湯証について」
福田整形外科医院院長 福田佳弘先生

●2019年11月16日に公開シンポジウムを開催しました。
「小柴胡湯“物語”」
熊本赤十字病院 加島雅之先生

●2018年12月15日に公開シンポジウムを開催しました。
【承気湯類】
「易怒性を伴う高齢者の便秘症状に大承気湯が奏効し、治療後にアルツハイマー型認知症の合併が明らかになった2例」
小池宙 先生
「陽明少陽の合病における大承気湯の病態とその運用」
福田佳弘 先生
「江戸時代における大承気湯の症例を検討する」
安井廣迪 先生
特別講演 「大黄に関する史的考察」
東京農業大学農学部 御影雅幸 先生

●2018年7月21日に公開シンポジウムを開催しました。
「火の由来と変遷、臨床応用」
熊本赤十字病院 加島雅之先生

●2018年3月17日-18日「台北国際中医薬学術フォーラム2018」に参加しました。
台北の台湾大医院国際会議センターで行われた「台北国際中医薬学術フォーラム2018」に福田佳弘先生と頼建守先生がご講演され、藤門会メンバーも一緒に参加しました。
「桂姜棗草黄辛附湯証に伏在する胸満について」(日本語/頼先生通訳)福田佳弘先生
「過食過飲の腹診と石膏末の臨床運用」(中国語) 頼建守先生

台北国際中医薬学術フォーラム2018 台北国際中医薬学術フォーラム2018

●2017年12月16日に公開シンポジウムを開催しました。
「桂枝加竜骨牡蛎湯」
基調講演  福田佳弘先生
特別講演  安井廣迪先生
症例発表  高木嘉子先生
生薬解説  岡崎仁子先生
高田水香先生

●2017年7月15日に公開シンポジウムを開催しました。
「藤平健先生の合病・併病を再考する」
基調講演  福田佳弘先生
症例発表  高木嘉子先生
並木隆雄先生
頼 建守先生

●2017年5月20日に公開シンポジウムを開催しました。
「膈とその影響 - 病態・脈・腹診・用薬の背景に潜むもの -」
熊本赤十字病院 加島雅之先生

入会案内

対象 医療関係者のうち、原則、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・鍼灸師など国家資格のあるものまたはその学生で、藤門会運営委員会の承認を得たもの。
講義内容 初級者からスペシャリストまでグレードに合わせた勉強ができます。
開催日時 原則毎月第3土曜日・午後2-6時(6月と8月を除く 10回開催)
会費 初年度は1回3千円、次年度以降は年会費3万円、学生会員は5千円(入会希望者は1回まで無料で参加できます。)
連絡先 shonisitagau@tomonkai.com